ホームインスペクションの費用相場は?依頼の流れやタイミングを紹介

ホームインスペクションを検討しているものの、適切な費用が分からず、依頼を迷っている方は多いのではないでしょうか。
ホームインスペクションは、多くの業者が提供しており、費用感もさまざまです。
正しい知識を持って業者探しをしないと、思わしい結果が得られないおそれがあるため注意が必要です。


この記事では、ホームインスペクションの費用相場や依頼すべきタイミング、メリットを分かりやすく解説します。
ホームインスペクションの依頼先選びに困っている方は、参考にしてください。


目次
  1. ホームインスペクションの費用相場は?依頼の流れやタイミングを紹介
  2. ホームインスペクションとは?
  3. 【住宅の状況別】ホームインスペクションの費用相場
    1. 新築戸建て
    2. 中古戸建て
    3. マンション・アパート
  4. ホームインスペクションが必要な理由とメリット
    1. 購入後にかかるコストを把握しやすくなる
    2. 取引の安心感が増す
    3. 正確な資産価値を把握できる
    4. 瑕疵保険を利用できる
  5. ホームインスペクションの適切な依頼のタイミング
    1. ベストタイミングは「申し込み〜契約」の間
    2. すでに住宅を購入済みの場合はできるだけ早めがおすすめ
  6. ホームインスペクションを嫌がる業者には要注意
  7. ホームインスペクションを依頼する際の流れ
    1. 専門家への相談と見積もり依頼
    2. 日程調整
    3. ホームインスペクションの実施
    4. 診断結果の報告
  8. ホームインスペクションにかかる時間
  9. ホームインスペクションを依頼する際の注意点
    1. 期間に余裕を持って依頼する
    2. すべての瑕疵が明らかになるわけではないと理解しておく
  10. ホームインスペクションの費用に関するよくある質問
    1. ホームインスペクションは必要ない?
    2. ホームインスペクションの費用は誰が払う?
    3. ホームインスペクションは築何年から必要?
  11. ホームインスペクションを適正費用で依頼しよう
  12. ドローンを活用した外壁調査を依頼するならスカイスキャニング

ホームインスペクションとは?

ホームインスペクションとは?


ホームインスペクションとは、住宅診断士を有している専門家が、建物の劣化状況や欠陥の有無を診断するサービスのことです。
「住宅診断」や「建物状況調査」とも呼ばれ、戸建て住宅やマンションの売買時に利用されることが多いです。
専門家が目視や専用の機材を使って、建物の構造部や外壁の状態、雨漏り、シロアリ被害の有無などを詳細に確認します。


ホームインスペクションを行えば、住宅の現状を正確に把握可能です。
診断後は報告書を受け取れるため、売買時の参考資料となる客観的なデータが手に入り、購入後の修繕計画も立てやすくなります
ホームインスペクション済みの物件は、買主と売主双方が安心して取引を進められます。


【住宅の状況別】ホームインスペクションの費用相場

【住宅の状況別】ホームインスペクションの費用相場


ホームインスペクションの費用は、診断を依頼する住宅の種類や検査内容によって変動します。
住宅の状況ごとの、費用相場をまとめました。


住宅の種類費用相場備考
新築戸建て5万円〜10万円工事中の複数回検査を含む場合は高くなる
中古戸建て6万円〜10万円検査項目が増えるごとに追加費用が発生する
マンション・アパート3万円〜7万円戸建てに比べて安価な傾向にある

ホームインスペクションは、基本的な目視検査だけであれば数万円で依頼できます。
しかし、床下や屋根裏、専用機材を使った詳細な検査まで含めると10万円以上かかることもあります。
また依頼先や住宅の広さによっても料金が変わるため、上記はあくまで目安です。
参考に、以下は当社が提供しているホームインスペクションの価格です。


プラン費用作業内容
ベーシックプラン7万円(税抜)●対象物件:戸建て〜120㎡もしくは共同住宅の専有部分
●診断項目:外回りの状態、室内の状態、床下の状態、小屋裏・天井裏の状態、設備の状態の調査
●診断結果:報告書にてご報告
●納品物:レポート(PDFファイル)
スタンダードプラン12万円(税抜)●対象物件:戸建て〜120㎡
●診断項目:屋根の状態、外回りの状態、室内の状態、床下の状態、小屋裏・天井裏の状態、雨漏りの状態、設備の状態の調査
●診断結果:報告書にてご報告
●納品物:レポート(PDFファイル)

以下では、住宅の種類別の費用相場を詳しく解説します。


新築戸建て


新築戸建てのホームインスペクションは、「工事中の検査」と「完成検査」の2つに分けられます。
それぞれ検査のタイミングと内容が異なるため、費用相場にも違いがあります。


検査の種類費用相場検査内容
工事中の検査6万円〜10万円基礎工事、構造躯体、防水工事の状況など
完成検査5万円〜10万円図面との照合、内外装の不具合、設備の動作確認など

工事中の検査は、基礎や構造躯体など、建物の建築過程で複数回にわたって実施します。
完成後には見えなくなる部分を細かく確認できるため、完成検査よりも精度が高まります
ただし、検査の回数が増えることで費用も高くなりやすいです。


完成検査は完成した住宅に対して、引き渡し前に行う検査です。
図面どおりに施工されているか、建物の内外装や設備に問題がないかなどを、おもにチェックします。
検査は通常一回で終わるため、工事中の検査に比べて費用も安くなる傾向にあります。
予算や不安な点に応じて、適切な検査を選択しましょう。


中古戸建て


中古戸建てのホームインスペクション費用は、一般的に6万円〜10万円が相場です。
基本的な診断では、以下のような箇所に雨漏りやシロアリ被害、経年劣化による欠陥がないかなどを専門家がチェックします。


  • 外観
  • 基礎
  • 外壁
  • 屋根
  • 室内
  • 床下
  • 屋根裏 など

中古住宅では、新築に比べて経年劣化箇所などが多いため、別途オプション費用がかかることがあります。
たとえば、専用の機材を使って床下や屋根裏に進入し、普段見えない部分まで詳細に検査する場合などです。
オプションが増えると、費用は10万円以上になるケースもあります。
中古戸建ては、築年数や前居住者の使用方法などによって、建物の状態がさまざまです。
予算を伝えたうえで、どこまで検査すべきか業者と相談しながら決めるのがよいでしょう。


マンション・アパート


マンション・アパートのホームインスペクションは、戸建てに比べて安価な傾向があり、相場は3万円〜7万円程度です。
これは、マンションの検査範囲が専有部分のみに限定されるためです。
戸建てのように、建物の基礎や屋根、外壁など共用部分の検査は基本的に行いません。
専有部分の壁や床、天井、設備に発生している不具合や、雨漏りの痕跡の有無などをチェックします。


ただし、下記のような物件は費用が高くなる可能性があります。


  • 専有部分の面積が広い
  • 間取りが複雑
  • 築年数が古い

正確な費用を知りたい場合は、複数の業者から見積もりを取るのがおすすめです。


ホームインスペクションが必要な理由とメリット


ホームインスペクションは、住宅の取引における不安を解消し、安心して手続きを進めるために不可欠なものです。
建物の現状を客観的に把握することで、買主と売主の双方に多くのメリットが生まれ、取引をスムーズに進められます。
ホームインスペクションの実施で得られる、以下4つのメリットを詳しく紹介します。


  • 購入後にかかるコストを把握しやすくなる
  • 取引の安心感が増す
  • 正確な資産価値を把握できる
  • 瑕疵保険を利用できる

購入後にかかるコストを把握しやすくなる


ホームインスペクションを実施すると、住宅の維持管理にかかるコストを事前に把握できます。
診断後にもらえる報告書には、劣化状況や欠陥などが具体的に記載されているため、購入後に必要な修繕が明確になるのです。


また、購入してから数年後に必要になる修繕も、ある程度予測できます。
長期的な修繕計画を立てられるようになるため、想定外の出費が嵩むリスクを減らせます
精神的にも余裕が生まれ、安心して住み続けられるでしょう。


取引の安心感が増す


ホームインスペクションを行うと、建物の現状を示す客観的なデータが手に入ります。
データを基に話し合えるため、買主と売主双方が納得しながら商談を進められます。


買主は住宅に関する専門知識を持っていないことが大半です。
そのため、通常であれば売主や不動産業者の発言や、物件の外観しか契約の判断材料がありません。
しかし、ホームインスペクションの報告書があれば、状況を把握したうえで現実的な判断ができるようになります。


また売主も、診断結果を提示することで、物件の透明性を高められます。
買主からの信頼を得やすくなり、スムーズに話を進めることが可能です。


住宅の売買では、引き渡し後に不具合が見つかり、トラブルになるケースも少なくありません。
診断結果を共有することで、トラブルを未然に防ぐ効果も期待できます。


正確な資産価値を把握できる


売却を検討している売主にとって、ホームインスペクションは物件の正確な資産価値を把握するための有効な手段です。
専門家による診断で建物の健全性が証明されれば、物件の信頼性が高まり、適正な価格設定が可能になります。


また、不具合や欠陥が見つかった場合も、事前に修繕すれば物件の価値を高められます。
とくに築年数が立っている物件は、値引き交渉にも発展しやすいです。
ホームインスペクションで物件の価値を証明できれば、適正価格で買主を納得させられる可能性も高くなります。


瑕疵保険を利用できる


ホームインスペクションの結果次第では、「瑕疵保険」の加入権利を得られます。
瑕疵保険とは、売買契約後に発見された隠れた不具合(瑕疵)に対する、修繕費用などを保証してくれる保険です。


一般的に売主が加入する保険ですが、買主にもメリットがあります。
購入後に万が一瑕疵が見つかった場合、修繕費用は通常売主負担となります。
しかし、個人オーナーで資産がない、倒産したなどの理由で、買主が泣き寝入りせざるを得ないケースも珍しくありません。
瑕疵保険に加入していれば、売主に支払い能力がなくても、修繕費用を保険金で賄えます
売主も引き渡し後の予期せぬ修繕費用の負担を回避できるため、双方にとって大きなメリットとなります。


ホームインスペクションの適切な依頼のタイミング


ホームインスペクションを依頼する適切なタイミングは、目的によって異なります。
住宅の購入を検討している場合は、タイミングを誤ると検査結果を有効活用できないことがあるため注意が必要です。
状況別のベストタイミングを表にまとめました。


状況タイミング
購入前「申し込み〜契約」の間
購入後できるだけ早め

適切にホームインスペクションを行えば、安心して取引を進められます。
それぞれ詳しく解説します。


ベストタイミングは「申し込み〜契約」の間


住宅の購入前の場合、ホームインスペクションを依頼するベストタイミングは、購入申し込み後から売買契約を締結するまでの間です。
この時期にインスペクションを実施すれば、契約前に住宅の欠陥や劣化状況を把握できます。


もし重大な欠陥が見つかった場合、購入の見送りや売主への修繕依頼、価格交渉などの選択肢が生まれます。
契約後にホームインスペクションを行っても、同様の交渉は難しいため、売買契約の前に行うことが重要です。


すでに住宅を購入済みの場合はできるだけ早めがおすすめ


住宅を購入済みの場合は、できるだけ早いタイミングで実施しましょう。
すでに居住している場合でも、ホームインスペクションは有効です。


築年数が古くなるにつれて、住宅の劣化は進んでいきます。
ホームインスペクションで現状を把握すれば、将来必要になる修繕費用を事前に把握可能です。
くわえて、修繕が必要になる前に対策を講じられることもあります。
大きな出費を未然に防げ、計画的なメンテナンスが可能になります。


また売却を検討している場合も、ホームインスペクションはおすすめです。
住宅の状態を客観的に証明することで、買主に安心して購入してもらう材料になります。
状況に応じて、適切なタイミングでホームインスペクションを依頼しましょう。


ホームインスペクションを嫌がる業者には要注意


買主からの提案の場合、ホームインスペクションの費用は買主が支払うため、後ろめたいことがなければ、売主に負担はありません。
健全な取引であれば、売主が拒否する理由はないように思えます。
しかし以下のような理由から、契約完了前のホームインスペクションを、売主や不動産会社が嫌がるケースがあります。


  • 隠したい劣化や欠陥がある
  • 取引の手間を増やしたくない
  • ほかの人に買われてしまうリスクがある

悪質な売主が、住宅の欠陥を隠して住宅を売却するケースは、珍しくありません。
くわえて、ホームインスペクションを実施すると、日程調整や立会いなど、売主側の手間が増えます。
検査結果によっては修繕や価格交渉が発生し、取引がスムーズに進まないこともあります。
このような売主とは、気持ちのよい取引をするのは難しいです。


また建売住宅や中古物件の場合、複数の不動産会社が取り扱っていることも多いです。
ホームインスペクションを実施している間に、ほかの業者から買われるリスクをなくすために実施を拒否するケースもあります。


トラブルが発生する可能性も高いため、ホームインスペクションの拒否に正当な理由がない場合は、購入を見送ったほうが無難です。


一方で以下のような理由であれば、悪気がない可能性もあります。


  • 専門知識がない
  • 売主への配慮

売主がホームインスペクションの重要性を分かっていない場合、必要性が理解できずに拒否するケースがあります。
また売主の中には、ホームインスペクションの希望があると、買主から信頼されていないと不快感を覚える方もいるため注意が必要です。
仲介業者が間に入っている場合、そのような感情を抱く売主への配慮から、ホームインスペクションを断ることもあります。


ホームインスペクションの実施は、買主側の権利として提案して問題ありません。
しかし、無理に実行しようとすると売主から売却を拒否される可能性があります。
実施したい理由を丁寧に伝え、お互いが気持ちよく取引できるように配慮しましょう。


ホームインスペクションを依頼する際の流れ


ホームインスペクションは、以下の流れで依頼します。


  1. 専門家への相談と見積もり依頼
  2. 日程調整
  3. ホームインスペクションの実施
  4. 診断結果の報告

事前に流れを理解しておけば、業者との取引もスムーズに進みます。
ステップごとに解説するため、依頼の際の参考にしてください。


専門家への相談と見積もり依頼


ホームインスペクションを依頼する専門家を探し、相談と見積もりを依頼します。
相談の際は、診断を希望する住宅の所在地や築年数、面積などの情報を正確に伝えると、正確な見積もりをもらいやすくなります。


また、複数の業者に問い合わせ、実績や費用、サービス内容を総合的に比較することが大切です。
不明な点があれば遠慮せずに質問し、納得できる業者を選びましょう。


日程調整


見積もりに納得し、正式に依頼先が決定したら、インスペクションの日程を調整します。
売買契約前の診断であれば、売主や不動産会社とも連携し、三者が合意する日時を設定します。


とくに中古住宅の場合は、売主の承諾が不可欠です。
スムーズに日程調整を進めるためにも、早めの連絡を心がけましょう。


ホームインスペクションの実施


日程が決まったら、いよいよホームインスペクションを実施します。
当日は、下記の流れで進むのが一般的です。


  1. 調査の概要説明

  2. 室外の調査
  3. 室内の調査
  4. 質疑応答・簡易的な報告
  5. 報告書の作成

建物の基礎から外壁、屋根、室内、床下、屋根裏など、建物のあらゆる箇所を専門家が確認します。
床の傾きや壁のひび割れ、雨漏りの痕跡など、細部にわたってチェックが行われるため、住宅の現状を可視化できます。
検査にかかる時間は、住宅の規模や調査内容によって異なりますが、一般的には3〜5時間程度です。


診断結果の報告


現地調査から数日〜1週間程度で、診断結果がまとめられた報告書が納品されます。
報告書には、建物の現状や劣化の進行具合、発見された不具合などが詳細に記載されています。
報告書の内容は、売買契約の判断材料として活用しましょう。


また、修繕方法や管理のアドバイスなども添えられているため、住宅購入後の計画も立てやすくなります
不明な点があれば、報告書を受け取ったあとに改めて専門家に質問し、理解を深めてください。


ホームインスペクションにかかる時間


ホームインスペクションにかかる時間は、下記が目安となります。


一般的な戸建て住宅約3時間〜5時間
マンション・アパート(専有部分のみ)約2時間〜3時間

戸建て住宅の場合、建物の内外装や基礎、屋根裏、床下など、広範囲にわたってチェックを行うため、3時間以上かかることが多いです。
一方マンションやアパートは、検査範囲が専有部分のみとなり、多くの場合2時間〜3時間程度で完了します。


ただし、築年数が古い物件や劣化が激しい物件は、入念な調査が必要になることがあるため、目安よりも長くなりやすいです。
また診断中の質疑応答が多い場合も、時間が延びる可能性があります。
予定どおりにホームインスペクションを進めるには、業者に住宅情報を正確に伝え、時間に余裕を持って日程を組むことが大切です。


ホームインスペクションを依頼する際の注意点


ホームインスペクションを依頼する際は、以下の点に注意しましょう。


  • 期間に余裕を持って依頼する
  • すべての瑕疵が明らかになるわけではないと理解しておく

注意点を事前に理解しておけば、診断の費用対効果を高められ、結果を最大限に活用できます。
それぞれ詳しく解説します。


関連記事:調査やホームインスペクションに関するコラム一覧ホームインスペクションは費用対効果が高い!理由や依頼方法を紹介

期間に余裕を持って依頼する


ホームインスペクションは、日程調整から診断結果の報告まで、ある程度の期間を要します。
とくに売買契約前に実施する場合は、売主や不動産会社との調整も必要になるため、時間がかかりやすいです。


契約直前に慌てて依頼すると、希望する日に検査ができなかったり、診断結果を十分に検討する時間がなくなったりするおそれがあります。
そのため住宅の購入申し込み後、できるだけ早い段階でインスペクションを依頼し、余裕を持ってスケジュールを組むことが大切です。


すべての瑕疵が明らかになるわけではないと理解しておく


ホームインスペクションは、あくまで目視を基本とした検査です。
そのため、壁の内側や床下深部、屋根材の内部など、確認に解体が必要な箇所の不具合は発見できないおそれがあります。


また、ホームインスペクションの調査対象に、「心理的瑕疵」や「環境的瑕疵」は含まれていません。
心理的瑕疵は、過去に住宅の中で自殺や殺人事件などがあった、いわゆる事故物件のことです。
環境的瑕疵は、日照問題や近隣からの騒音、異臭など、生活の安全性や快適性を損なう可能性がある不具合のことです。


ホームインスペクションの結果だけを見て契約を結ぶと、トラブルにつながるおそれがあります。
契約書の内容や売主の発言もよく確認し、総合的な観点から契約の判断を行いましょう。


ホームインスペクションの費用に関するよくある質問


ホームインスペクションを検討する際、費用や必要性に関してよくある3つの質問をまとめました。


  • ホームインスペクションは必要ない?
  • ホームインスペクションの費用は誰が払う?
  • ホームインスペクションは築何年から必要?

ホームインスペクションは必要ない?


ホームインスペクションは、必須ではありませんが、可能な限り実施すべきです。
購入前に実施することで、契約後のトラブルを防ぐ効果があります。
とくに、中古住宅の購入においては、隠れた欠陥や経年劣化を事前に把握できるため、安心して取引を進められます。
新築の場合も、施工不良などを事前に見抜けることから、ホームインスペクションを実施しておいて損はありません。
仮に問題が見つからなくても、修繕計画や管理方法を考えるのに、有益なデータが手に入ります。


ホームインスペクションの費用は誰が払う?


ホームインスペクションの費用は、原則として依頼した人が支払います。
住宅の売買時であれば、買主が検査を希望することが多いため、買主負担になるのが一般的です。


ホームインスペクションは築何年から必要?


ホームインスペクションは、築年数に関係なく、早めの実施をおすすめします。
購入前であれば、購入の申し込みから契約前までに済ませましょう。
すでに購入済みの場合も、可能な限り早く実施することで、劣化や不具合の早期発見につながります。


ホームインスペクションを適正費用で依頼しよう


ホームインスペクションの費用相場は、戸建ての場合、新築が5万円〜10万円、中古で6万円〜10万円程度です。
マンション・アパートは3万円〜7万円程度で、専有部分しか調査しないため、安くなる傾向にあります。
診断項目や対象住宅の面積、構造によっても費用は大きく変わるので、住宅診断士に状況を正確に伝えることが大切です。


ホームインスペクションには、住宅の現状を明確にし、売買取引を円滑にしたり、購入後のトラブルを防いだりする効果があります。
そのため、物件の状態に応じて必要なデータが得られるように依頼することが重要です。
この記事を参考に、適正価格でホームインスペクションを依頼してください。


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