🏠 天井裏・下屋の小屋裏とは?天井裏・下屋の小屋裏の調査方法と劣化事象について説明します。

天井裏・小屋裏とは、建物の天井の上部や屋根裏にあたる部分を指します。

🔹 下屋の小屋裏 とは?

  • 一階部分の屋根裏
  • 玄関ポーチの屋根裏
  • 母屋に差し掛けた屋根の裏側

「下屋」という言葉はあまり馴染みがないかもしれませんが、母屋とは別に取り付けられた屋根部分を指します。


🏗️ 天井裏・小屋裏の構造

小屋裏の構造

  • 床部分の構造
    • 柱に接合した梁
    • 梁に掛けた小梁
    • 小梁の上に敷かれた下地板や構造用合板

🏡 特徴: 居住エリアではないため、構造材がむき出しの場合が多い。

確認方法

天井裏や小屋裏の確認は、小屋裏点検口から覗き込み、目視できる範囲を調査します。

  • 小屋組の状態
  • ひび割れや染みの有無
  • 進入可能かの確認(状況に応じて進入調査)

⚠️ 注意点: 天井裏の床を踏み抜くと大事故につながるため、進入時は慎重に行います。


🔍 調査方法

🔎 チェックポイント

  1. 構造材の異常
    • ひび割れや染み
    • 変色や腐朽
  2. 害虫・動物の被害
    • シロアリの食害
    • 小動物の侵入跡
  3. 換気状態の確認
    • ユニットバスの点検口の確認(カビや結露防止)
    • 排気ダクトの接続不良による湿気流出の有無

💡 点検口がない場合

  • ダウンライトを外してカメラを挿入し、内部を確認する方法もあります。
  • 間仕切りや防火被膜によって、見えない箇所がある場合もあります。

🛠️ 調査に必要な道具

  • 懐中電灯(暗所を照らすため)
  • カメラ(画像診断、記録用)

天井裏や小屋裏は劣化が進行しやすい部分のため、定期的な点検を行い、問題がないか確認しましょう!

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