🏠 柱と梁とは? この記事では柱・梁の調査方法と劣化事象について詳しく説明します。

建物の強度を支える重要な構造部材として、があります。

  • 柱(ちゅう):垂直に立てて建物の重みを支える部材
  • 梁(はり):柱に緊結された水平部材で、荷重を分散させる役割を持つ

これらの部材は、建物の荷重を分散し、地震や風などの外力による変形を抑え、剛性を高める重要な役割を果たします。


🏗️ 柱の種類

通し柱と管柱の違い

  1. 通し柱(とおしばしら)
    • 1階から2階まで貫く柱
    • 建物の隅角部に配置される
    • 建物の強度を高める重要な構造材
  2. 管柱(くだばしら)
    • 各階ごとに区切られた柱
    • 各階の床や壁を支える
    • 近年の木造住宅では、管柱の数を減らし、耐力壁との組み合わせで耐震性を確保するのが主流

🏗️ 梁の種類

大梁と小梁の違い

  1. 大梁(おおばり)
    • 建物全体の主要な梁
    • 柱に直接つながる部材
  2. 小梁(こばり)
    • 大梁にかけられた補助的な梁
    • 床や天井の荷重を分散する

🔹 桁(けた):建物の長手方向に配置され、床や屋根を支える梁

梁の材質

  • 木材:住宅向け
  • 鉄骨:ビルや工場向け
  • 鉄筋コンクリート(RC):マンション向け

🔍 柱・梁の調査方法

目視と計測による確認

  1. 目視チェック
    • ひび割れや欠損の有無
    • 著しいたわみの確認
  2. 柱の傾斜測定
    • 1000分の6以上の傾斜がある場合、報告書に記載
  3. 意図的なひび割れ
    • 柱の中心部に走るひび割れは、強度を保つための加工であり、問題なし

🛠️ 調査に必要な道具

  • 巻尺(長さを測るため)
  • レーザーレベル(柱の傾斜測定)
  • 水平器(梁や柱の水平・垂直確認)

柱や梁の健全性を定期的にチェックし、安全で強固な建物を維持しましょう!

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