🔍 建物外部の調査とは

ホームインスペクションにおける建物外部調査は、建物の外周部分を対象に劣化状況や構造の健全性を確認する重要な工程です。建物外部のホームインスペクションでは、足場を組まずに、通常の移動手段で確認できる範囲を調査します。

🏗️ 調査対象部位

以下の部位を重点的に診断します。これらの部位をしっかり調査することが建物外部のホームインスペクションには不可欠です。

  • 基礎:ひび割れや劣化の有無
  • 外壁・軒裏:ひび割れ、浮き、変色
  • バルコニーなど:防水層や手すりの劣化
  • 屋根:目視できる範囲の劣化状況
  • 雨どい:詰まりや破損の確認
  • 金物:外部取り付け金具の腐食や劣化
  • 開口部:窓やドア周辺の劣化状況

📷 調査方法

建物外部のホームインスペクションの調査範囲に障害物がある場合は、双眼鏡カメラを使用して目視確認を行います。それでも隅々まで調査できない場合は、報告書に以下の基準で確認範囲を記載します。

✅ 確認範囲の基準

  • 全てまたはほとんど確認できた(90%以上)
  • 過半の部分は確認できた(50%~90%未満)
  • 過半の部分は確認できなかった(10%~50%未満)
  • ほとんど確認できなかった(10%未満)
  • まったく確認できなかった

📝 調査結果の記載

調査後は、確認できた範囲と劣化の有無を詳細に報告書に記載します。各部位の調査方法劣化事象の判断基準については、各詳細項目の解説記事も併せてご確認ください。建物外部のホームインスペクションを徹底するためには、細部までのチェックが必要です。

ホームインスペクションの詳細については、日本ホームインスペクターズ協会公式サイトをご覧ください。

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