🏠 ホームインスペクション前の事前確認とは

ホームインスペクションを実施する前に、対象物件に関する基本的な情報を事前に確認することが重要です。物件の住所、建物の種類、居住の有無などは必須情報ですが、より詳細な診断を希望する場合は、以下の資料を事前に入手しておくと、より精度の高い診断を受けることが可能となります。また、事前確認についても忘れず行いましょう。

📄 事前に入手しておきたい資料

以下は「建設住宅性能評価(既存住宅)」に基づき、参考となる資料の例です。なお、事前確認についての情報も重要です。

🏗️ 建物に関する基本資料

  • 申告書:建設住宅性能評価(既存住宅)の所定の書式
  • 契約書:新築工事や設計監理業務に関する契約書類
  • 設計図書:設計内容が記載された図面など
  • 確認済証:建築確認通知書
  • 検査済証:完了検査の合格証明書
  • 中間検査合格証:工事中の検査における合格証

🔍 住宅性能に関する証明書

  • 住宅金融公庫の工事審査証明書:新築時の融資に関連する証明書
  • 性能保証に関する証明書:住宅性能保証に関わる検査記録
  • 設計住宅性能評価書:設計段階での住宅性能を示す書類
  • 増改築関連図書:リフォームや増改築の際の工事関連資料

📏 書類がない場合の対応

中古住宅の購入を検討する際、売主側からこれらの資料を入手することが困難な場合があります。売主が図書を紛失していることも珍しくありません。そのような場合は、以下の簡易的な資料でもホームインスペクションは実施可能です。事前確認の資料が揃わない場合でも、事前確認についての諸事項をきちんと理解しておくことが大切です。

  • 不動産業者作成のチラシ:販売用の物件資料
  • 間取り図:物件の構造を把握するための図面

🚫 設計図書がなくても可能な理由

ホームインスペクションの目的は、建物の現状を把握することにあります。詳細な法的適合性や図面との整合性を確認するものではありません。そのため、設計図書がなくてもホームインスペクションの実施に支障はありません。事前確認についても、事前の準備をしっかり行えば問題ありません。

ホームインスペクションについて詳しく知りたい方は、日本ホームインスペクターズ協会公式サイトをご覧ください。

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